私、読んだ本は手元にずーっと置いておきたいタイプ
ですから、実は図書館で借りて読んで・・・
良い本だと思っても返さなきゃならないから
借りたくない
BOOK-OFFで、お試しで古本購入したものだとしても
自分が所有し、読んだ本をあとから何度も読みたい!
昔々中学とか高校の頃読んだ…所謂名作とかのシリーズ
実家の何処かにあるはずの夏目漱石やら芥川とか有島とか
どこ行っちゃったか昔過ぎて行方不明なものを読みたくなった時は困る
今更もう一度買うのはもったいない気がするし
かと言って読みたいし・・・
そんな事情から
ずいぶん昔にDSの文学全集のソフトを買っておいた
これなら重複して所有してもなんとなく納得で
欠点は
紙じゃないし活字感が無いので、本読んだ!って感覚に乏しい事
突然、気が向いた…(笑)
ギスギスした現代人の日々の生活は
見ていても、自分がその中に組み込まれている現実も
すっかり疲れてしまって
大らかな明治の人たちに触れたくて・・・
漱石の作品の中に出てくるような、学問ばかりして
世情に疎くて、日々の生活がなんだか鷹揚としている人
浮世離れした時間を過ごす人々の会話が恋しくなり
読んでみようと引っ張り出してきた DS
まずは三四郎から初期の三部作読むことに
で、気が付いた 『 三四郎 』と『 門 』は収録されているのに
なぜだか・・・『 それから 』が無い
三作読めないと気持ち悪いじゃないですか!
なんで? 100冊も入っているのに・・
しょうがないから 後期の三部作読むことに
『 彼岸過ぎまで 』 『 行人 』 『 こころ 』は
全部入っているから
さて、読もう
まずは 『 彼岸過ぎまで 』から
おっ! なんだか岩波文庫っぽいし、なかなかじゃない
おお これこれ
電車で、良い歳したおっさんが古いDSを見ていると
変な顔する人もいるけれど
使ってみるとすごく便利かも
日本の名作が100冊 これでいつでも楽しめるかと思うと
しばらくこれ持ち歩きそう!
こりゃ良いなと感じています