新宿 それも歌舞伎町をメインに活動している者からすると
この『 歌舞伎町セブン 』と言うタイトルの本は気になっていました
もうタイトルからして危険極まりなく・・・暴力のにおいプンプン
繁華街を根城にした反社会的勢力の皆さんが、夜ごと悪辣な所業を繰り返し
力さえ有ればそれが正義!
そ~んな本なんだろうと先入観を抱いていたので
長らく手に取ることもしなかった
この街の事を知りもしないで、面白可笑しく書いているのだろうと
そんな私も読みもしないで、不愉快に思っていた本だったからです
で、文庫本にもなりたっぷり時が経って
つい先日手に取ってみる気まぐれが起きました
まぁ結論から言うと
やはり暴力的な表現に溢れていて、この街の人間からしたら
納得し辛い箇所も多々あったけれど
区政の事、歌舞伎町の振興会の事
この街にへばりついている某フリージャーナリストの事
その胡散臭さをよく調べられていて・・・
ついニンマリしてしまった(笑)
まぁ決して読んでいて楽しい本とは行かなかった
ましてや、ついでに買った『 主よ、永遠の休息を 』に至っては
いやはや・・・その容赦ない表現に 気持ちが沈んで行く
この作家さんのはもうご馳走さんだなっと思ったが
私の悪い癖で、もう一歩踏み出しちゃった
そしてこの『 シンメトリー 』と言う姫川シリーズまで手に取ってしまった
どうした事なのか…
ゴーストライターでもいるのか?と疑うほどの違い
中々、娯楽作品としては面白いんですよ!
それで今、この姫川シリーズの第一作目の『 ストロベリーナイト 』を
読み始めました
このシリーズなら、朝の通勤電車の中で
眉間にしわ寄せずに読めそうです