先週の土曜日
新宿では、『 新宿エイサー祭り 』で賑やかだった
よく来歴は判らないんだけれど
とにかく毎年、夏になると新宿で沖縄の伝統的な装いで
派手な太鼓の音と共に、何チームもが出場して踊りなどを競うらしい
私は基本
このくらいの距離感で毎年このお祭りを横目で見ながら
帰宅のため駅へと向かっている
でも、今年はたまたまその音や賑わいに引き寄せられて
あるチームの踊りを観た
全員が沖縄の人じゃないだろうけど・・・
すっごく爽やかな笑顔で、踊ってた

私の沖縄に対する認識
子供の頃から数十年、剛柔流という伝統派の空手をやっているので
武道の地という認識・・・つまり聖地のようなボヤっとした感覚しかなかった
でも、ここ最近
基地の移転の話や、過激な人になると独立の話まで出ているくらい・・・
日本本土に対する冷めた感情を、琉球の人々は持ってらっしゃるらしい
もちろん横須賀 横田 岩国 などなど
本土にもアメリカの基地はある
あの六本木にもあるくらいだけど・・・
その比重は比ぶべきも無いほどであることも事実
そんな現実があるにも拘らず、にこやかに踊る彼等を見て
なんだか、とても申し訳ない気分がしてしまい
切ない気分のまま
琉球の太鼓の音から、逃げるようにその場を去る結果に
琉球の太鼓って、悲しい音がします